2014年02月04日
ちびストーブ
小川キャンパル ちびストーブ

どもっす。ダースベイダーです。
久々の道具レビューは、我が家の冬の友達、ちびストーブを紹介します。
冬はこの薪ストーブを使うためにキャンプに行ってるようなもんです。
雪中でもたよりになります。

幕内で焚き火をしてるようなモンで、圧倒的な熱量!
外は雪でもサウナ状態です。ビールが上手い!
また、ダッチオーブンに材料を入れて数時間おいておくだけで、とろけるような大根とすじ肉が味わえます。
皆さんご存知でしょうが、幕内での火器使用は自己責任になります。
それではいくつか写真を・・・

2年前にうちにやって来たとき。
実はどうしても欲しくなって、ワイルド1で買って帰ってきたのでした。。

初期セットでヨコ1本、エビ曲がり1本、タテ2本、てっぺんのフタ1個
これにテント内にインストールするにあたり、延長エントツとして、ヨコ+1本、タテ+2本を追加購入しました。(高価でした・・・)
延長エントツの考え方は、
・テントの屋根よりエントツ先端が(ほぼ)出る
・ヨコ:タテ=1:2を確保(煙突効果を出すために必要な長さ)

初期セットのみで組み立てるとこんな感じ

テントへのインストールにあたって、あれこれ検討中。(いちおう設計図です。。)

エントツの延長、幕よけの制作、エントツの固定を経て、このように完成しました。
さらにエントツは上部で3点から引っぱり、2点はテントに固定し、1点はペグダウンしています。
もちろんエントツとロープの間はチェーンを使用しています。

幕よけの拡大。実家で不慣れな木工に挑戦。
また、エントツ支えは建築資材(回転させて持ち上げる)を使用。
最初は断熱材(ロックウール等)をいろいろ試していましたが、今は使っていません。
エントツと幕よけの間が結構あいているからか、特に問題はありません。

幕内はこんな感じ。超温かいです。
ちなみに写真は無いですが、必ず一酸化炭素計を併用しています。

これは2月のPICA富士西湖の朝7時ごろの写真ですが、内外温度計で外はマイナス8度。
ちびストーブ着火後、10度以上になりました。
2年ほど使って来て、通常でプラス10度、調子が上がってくるとプラス20度という感じです。
ただし、冬キャンプの服装で室温20度というと、はっきり言って暑すぎます。

あと、付属の炭をいれるカゴを使ってバーベキューもできます。
冬でも昼は天気がよければバーベキューをして、ビールを飲み、
昼からちびストーブをセッティングといった感じです。

2年たって表面に錆びは出てますが、まだまだ使えそうです。
また、最近ではコツを得たのか、ほぼ不完全燃焼無しで運転状態まで持っていけるようになりました。
良好な運転状態を保持すれば、薪ストーブは吸気しか行わず、排気はエントツから行いますので、
幕内に一酸化炭素を出す事はありません。
使い始めはよく不完全燃焼をさせて、一酸化炭素計に検知させていましたが・・・
今は幕内でシングルバーナーを使用したときの方が一酸化炭素が出る状態です。
★まとめ★
=いいところ=
・冬キャンプでも最高に暖かく、冷たいビールがおいしく飲める。
・お湯をわかしたり、鍋を置いておいたり、おつまみ、もちをあたためたり、楽しい。
・石油ストーブと違い、薪を燃やすのは根本的に楽しい。
・時計型薪ストーブに比べ、コンパクトで持ち運びやすく、可愛らしい。
煙突も細く、基本セットは本体にすっぽり収納。
(薪ストーブの中には、本体をたためるが、煙突が入らず結局別の収納が必要になるものもある。)
=残念なところ=
・テント内の薪ストーブ使用はリスクがあります。
幕よけ、煙突の固定は確実に。
不完全燃焼、煙突の破損は一酸化炭素発生につながります。
うちは寝るときは吸気孔を閉じて自然消化させています。
・薪ストーブの中では高価。
ホンマなどの時計型ならセットで1万円程度。
また、細い煙突が特注で高い。(1本2500円)
・薪を大量に消費し、お金がかかるのと、薪の調達を常に考える必要あり。
1泊2日なら余裕をみて3薪用意。(500円としても1500円)
2泊3日なら・・・昼は出かけて薪の節約をして、4〜5薪用意。
また、薪は重くてかさばるので、車載もつらい。
それでも、やめられないほど楽しいちびストーブなのでした。
=おまけ ちびストーブ操作の自分なりのコツ=
・火床の確保が最大のコツ
薪が燃えて細かく輝く炭状になったものが敷き詰められた状態(=火床)を早く作ります。
よい火床ができれば、炎は無くても、薪を入れるときれいに燃えます。
そのためには・・・
・消し炭を持ち帰り、次回使用する。
寝るときや、撤収時は吸気孔を閉じると火は消えます。
消し炭と灰をペンキの缶などに入れて次回使うと、良い火床が早く作れます。
・吸気孔の操作は最大で十分。消すときに閉じる。
また、時々火床は火箸で吸気孔のそばに集め、吸気口からの吸気=煙突効果を促進させます。
煙突との接続部を薪で塞がないように気をつけます。そして奥から手前へ火床を集めます。
・着火材はじゃんじゃん使う
新聞紙から細い薪に・・・とやっていて、失敗することもあります。
雨や雪で失敗すると窓が開けられないこともあり、一酸化炭素対策としてもよくありません。
割り切りで、着火材を使って一気に燃焼状態に持っていってます。
消し炭を敷き、着火材の上に薪を2〜3本のせて、着火すれば20〜30分くらいで良い状態になります。
ちびストーブ
価格:2万5千円+延長煙突8千円くらい
使用期間:2年目
組立時間:10分
撤収時間:20分

どもっす。ダースベイダーです。
久々の道具レビューは、我が家の冬の友達、ちびストーブを紹介します。
冬はこの薪ストーブを使うためにキャンプに行ってるようなもんです。
雪中でもたよりになります。

幕内で焚き火をしてるようなモンで、圧倒的な熱量!
外は雪でもサウナ状態です。ビールが上手い!
また、ダッチオーブンに材料を入れて数時間おいておくだけで、とろけるような大根とすじ肉が味わえます。
皆さんご存知でしょうが、幕内での火器使用は自己責任になります。
それではいくつか写真を・・・
2年前にうちにやって来たとき。
実はどうしても欲しくなって、ワイルド1で買って帰ってきたのでした。。
初期セットでヨコ1本、エビ曲がり1本、タテ2本、てっぺんのフタ1個
これにテント内にインストールするにあたり、延長エントツとして、ヨコ+1本、タテ+2本を追加購入しました。(高価でした・・・)
延長エントツの考え方は、
・テントの屋根よりエントツ先端が(ほぼ)出る
・ヨコ:タテ=1:2を確保(煙突効果を出すために必要な長さ)
初期セットのみで組み立てるとこんな感じ

テントへのインストールにあたって、あれこれ検討中。(いちおう設計図です。。)
エントツの延長、幕よけの制作、エントツの固定を経て、このように完成しました。
さらにエントツは上部で3点から引っぱり、2点はテントに固定し、1点はペグダウンしています。
もちろんエントツとロープの間はチェーンを使用しています。
幕よけの拡大。実家で不慣れな木工に挑戦。
また、エントツ支えは建築資材(回転させて持ち上げる)を使用。
最初は断熱材(ロックウール等)をいろいろ試していましたが、今は使っていません。
エントツと幕よけの間が結構あいているからか、特に問題はありません。
幕内はこんな感じ。超温かいです。
ちなみに写真は無いですが、必ず一酸化炭素計を併用しています。
これは2月のPICA富士西湖の朝7時ごろの写真ですが、内外温度計で外はマイナス8度。
ちびストーブ着火後、10度以上になりました。
2年ほど使って来て、通常でプラス10度、調子が上がってくるとプラス20度という感じです。
ただし、冬キャンプの服装で室温20度というと、はっきり言って暑すぎます。
あと、付属の炭をいれるカゴを使ってバーベキューもできます。
冬でも昼は天気がよければバーベキューをして、ビールを飲み、
昼からちびストーブをセッティングといった感じです。

2年たって表面に錆びは出てますが、まだまだ使えそうです。
また、最近ではコツを得たのか、ほぼ不完全燃焼無しで運転状態まで持っていけるようになりました。
良好な運転状態を保持すれば、薪ストーブは吸気しか行わず、排気はエントツから行いますので、
幕内に一酸化炭素を出す事はありません。
使い始めはよく不完全燃焼をさせて、一酸化炭素計に検知させていましたが・・・
今は幕内でシングルバーナーを使用したときの方が一酸化炭素が出る状態です。
★まとめ★
=いいところ=
・冬キャンプでも最高に暖かく、冷たいビールがおいしく飲める。
・お湯をわかしたり、鍋を置いておいたり、おつまみ、もちをあたためたり、楽しい。
・石油ストーブと違い、薪を燃やすのは根本的に楽しい。
・時計型薪ストーブに比べ、コンパクトで持ち運びやすく、可愛らしい。
煙突も細く、基本セットは本体にすっぽり収納。
(薪ストーブの中には、本体をたためるが、煙突が入らず結局別の収納が必要になるものもある。)
=残念なところ=
・テント内の薪ストーブ使用はリスクがあります。
幕よけ、煙突の固定は確実に。
不完全燃焼、煙突の破損は一酸化炭素発生につながります。
うちは寝るときは吸気孔を閉じて自然消化させています。
・薪ストーブの中では高価。
ホンマなどの時計型ならセットで1万円程度。
また、細い煙突が特注で高い。(1本2500円)
・薪を大量に消費し、お金がかかるのと、薪の調達を常に考える必要あり。
1泊2日なら余裕をみて3薪用意。(500円としても1500円)
2泊3日なら・・・昼は出かけて薪の節約をして、4〜5薪用意。
また、薪は重くてかさばるので、車載もつらい。
それでも、やめられないほど楽しいちびストーブなのでした。

=おまけ ちびストーブ操作の自分なりのコツ=
・火床の確保が最大のコツ
薪が燃えて細かく輝く炭状になったものが敷き詰められた状態(=火床)を早く作ります。
よい火床ができれば、炎は無くても、薪を入れるときれいに燃えます。
そのためには・・・
・消し炭を持ち帰り、次回使用する。
寝るときや、撤収時は吸気孔を閉じると火は消えます。
消し炭と灰をペンキの缶などに入れて次回使うと、良い火床が早く作れます。
・吸気孔の操作は最大で十分。消すときに閉じる。
また、時々火床は火箸で吸気孔のそばに集め、吸気口からの吸気=煙突効果を促進させます。
煙突との接続部を薪で塞がないように気をつけます。そして奥から手前へ火床を集めます。
・着火材はじゃんじゃん使う
新聞紙から細い薪に・・・とやっていて、失敗することもあります。
雨や雪で失敗すると窓が開けられないこともあり、一酸化炭素対策としてもよくありません。
割り切りで、着火材を使って一気に燃焼状態に持っていってます。
消し炭を敷き、着火材の上に薪を2〜3本のせて、着火すれば20〜30分くらいで良い状態になります。
ちびストーブ
価格:2万5千円+延長煙突8千円くらい
使用期間:2年目
組立時間:10分
撤収時間:20分